「両親には愛を求めていたけど、
それを与えられなかったから
悔しかったし、寂しかった」
数年前から、ある病気をお持ちのクライアント様。
病状や部位からしても、ご両親との関係が
原因であることは明白。
でもその辛い過去の理由から、ずっと両親との関係を
「『許す、認める』なんて絶対無理、ありえない!」
と、強く拒否していました。
そこで、前回のセッションでは
「過去を許す」ことではなく、
別の「宿題」を出させていただきました。
そして2週間経った今日のセッション。
一転して、以下のような言葉が。
「あれからいろいろ考え、親の立場で見てみたら、
彼らがとっていた行動も納得できた」「彼らの中では、私をどう扱っていいか、
きっとわからなかったんだと思う」
そして、
「今は、『両親を許す、許さない』
とかでなく、とてもすっきした感覚」
と。
そしてそれ以上に印象的だったのが、
クライアント様のその「表情」。
前回の、
「当時の辛い感情が思い出されている様子」が、
今回は、
「とても穏やかな、幸せそうな表情」に!!
まさに、「『許し』のその先へ」。
そこに辿り着いた結果、得られた
「ギフト」、かもしれませんね。。
この感覚を掴んだなら、とりあえず一安心。
あとは「細かい調整」をしていくだけです。
クライアント様が「健康な状態を取り戻す」のは、
時間の問題、でしょう。
「あの病気があったから、とても大切なことに気づけた」
そんな言葉を近々耳にできること、
私は心待ちにしています。。
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写真:2007年、ハワイのダブルレインボー。
『許し』のその先には、きっとこんな景色が
広がっていることでしょう。。