私はコーチングのセッション中はもちろん、通常の会話中でも、
その人の、「変化のポイント」を数分で見いだすことがあります。
それは、その人が使う「言葉のくせ」から、その裏側にある
その人の「考え方の前提(となる価値観)」を推測できるからです。
「言葉のくせ」、にはいろいろあります。
例えば、
「上司に怒られたくないから、この仕事、明日の朝までにやらなければならないんです」
こんなありふれた発言の中でも、3つの特徴的な「言葉のくせ」が見受けられます。
その言葉のくせをすぐに見抜けるからこそ、わずか数分で『変化のポイント』を見いだせるのです。
そして、その変化のポイントをもとに、その人の目的に合わせ、「言葉のくせ」や「価値観」を少しずつ変化させていきます。
その「少しずつ」、にももちろん意味があります。
それもまた、人が本来持っている「変化への抵抗」を少なくし、すんなり変わっていくには必須のことなのです。
そのことについては、また。